iPhone用生体認証デバイスを作って欲しいのでR
「iPhone, iPad をセキュアに業務利用したい!指紋や静脈認証付きのタイプってないの?」
現場では、こんな要望がすごく多いです。
私はそのようなハードウェアを開発することができませんが、何らかの道があるのではないかと思い、企画してみました。
どこかのメーカーさま(ソフトバンクさん、バッファローさん、加賀電子さん、関東電子さんとか)から出れば、事業展開に大きな武器となります。
このページをご覧になったメーカーさま、ご検討頂ければうれしく思います。
【背景】
私は、iPhone, iPad 用の、個人情報、クレジットカード情報を含む業務アプリケーション開発を請け負ったりしています。
現在、ユーザが最も懸念されており、全社的もしくはグループ会社への一斉展開導入が進まない大きな要因が、デバイスの認証機能です。
経験上、概ね以下の要件を要求されることが多いと思います。
- デバイスを紛失したときのため、パスワード以外の認証機能が必要
- 認証機能には生体認証を使うことで他人が使えないことが保証できる
- 内部データは暗号化されている必要がある(部品を取り出されてもデータを保護できる)
ところが、iPhone, iPad では、3はiOS4でカバーされましたが、1と2はデバイス上では実装されていません。
アップルは、生体認証の特許を出しているニュースもありましたが、現存するものは無いようです。
【検討対象】 そこで、下の画像のような認証デバイスを考えてみました。
基本的に、以下のような機能を想定してみました。
- 単独で作動する認証デバイスで、首に下げるタイプを想定しています。
- この認証デバイス単体で指紋認証することができます。
- 一度認証すると一定時間「認証通過状態」となり、例えば緑のLEDなどでユーザに状態を伝えます。
- 生体認証されていない状態では赤いLED表示もしくは緑LEDの消灯で状態が識別できます。
- 生体認証を実装したいアプリケーション側に、この認証デバイスと通信する機能を持たせます。
- アプリケーションと認証デバイスの通信は、ドックコネクタ接続でもよいですが、BluetoothならAndroidなどからも利用できるので汎用性が高まります。
- アプリケーションと認証デバイス間の認証済みかどうかの判定はワンタイムパスワードなどを使って通信することが考えられると思います。
認証デバイスへの指紋登録などの設定は、パソコン(できればMacもサポート)から専用管理アプリケーションを使いUSB経由などで行います。
指紋認証機能つきのUSBメモリの付属ソフトのようなイメージです。
- 指紋登録、指紋解除用のマスターパスワード設定機能を持ちます。
- 認証状態の保持時間の設定ができます。
- Bluetoothの場合、通信相手デバイスのMACアドレスフィルタ設定ができれば、さらにセキュリティが高まります。
デベロッパーに対しては、以下のようにすれば利用者が増えると思います。
- アプリケーションへの実装方式が公開されており、デベロッパーならば誰でも組み込むことができます。
- ユーザはこの認証デバイス1つあれば、この認証デバイスに対応したアプリケーション全てがセキュアになります。
上記写真は、実存するSONYのヘッドフォンの画像と、iPhone用ネックストラップの写真ですが、私のイメージに近いので参考に使いました。
いかがでしょうか、売れると思うのですが・・・いや、多分世界中で売れると思います。
業務アプリケーションだけでなく、秘密の日記などでも使えそうです。
ほんとは、iPhone の最初のパスコードのレベルで使えると一番よいのですが、なかなかAppleはそのあたりに注力しなさそうですし、これまでに販売された膨大なiPhone, iPad (その他Android端末などや、パソコンなど)も、フォローできるので、本体とは切り離して考えてみました。
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